ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は「PlayStation 5(PS5)」のアップデート版(CFI-1200)を既にリリースしたと報じられている。現在判明している最も顕著な違いはその軽さだ。
ゲームメディアPressStartによる米国時間8月29日の報道によると、ディスクドライブを搭載した通常版と「デジタル・エディション」は、オーストラリアですでに販売されているという。アップデート版のマニュアルによると、従来モデルに比べて通常版は300g、デジタル・エディションは200g軽くなっているとされる。内部の変更点が他にもあるかもしれないが、新型の現物を分解するまでは分からない。
SIEは2021年8月にも、アップデートしたPS5をまずオーストラリアでリリースしている。2020年の発売以来、通常版は600g、デジタル・エディションは500g軽量化している。2021年にはアップデートでヒートシンクを小型化したことによって、発熱しやすくなるという懸念があったが、テストによって解消された。
SIEは先週、世界各地でPS5を値上げすると発表し、「現在の世界的な経済環境において(中略)どうしても避けることのできない決断」としていた。先週には新型コントローラー「DualSense Edgeも発表した。価格や発売時期は明らかにしていない。
リリース以来、入手困難な状況が続いているPS5が、更新によって入手しやすくなるのかは不明だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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