クルーズ事業者最大手の一角、Royal Caribbean Groupは、Elon Musk氏が最高経営責任者(CEO)を務めるSpaceXの衛星通信サービス「Starlink」を導入し、船内でインターネット接続を提供すると発表した。
Royal Caribbean Groupは米国時間8月30日、傘下のRoyal Caribbean International、Celebrity CruisesおよびSilversea Cruisesの船でStarlinkを採用し、導入を「直ちに」始めると説明した。導入完了は2023年第1四半期を予定しているという。
同社のCEO 、Jason Liberty氏は発表の中で「この技術により(中略)動画のストリーミングといったより広帯域を使用するアクティビティーのほか、ビデオ通話などのアクティビティーも可能になり、品質も改善されるだろう」とした。
Starlinkは宇宙を周回する2000個以上の衛星を使用して衛星通信サービスを世界中に提供している。現在同サービスが利用可能な国は、世界中で40カ国以上にのぼる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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