KDDIは8月24日夜に発生した通信障害の概要を発表した。障害は東日本エリアにおいて最大8万3000人に影響し、緊急電話も利用できない、あるいは利用しづらい状況が続いた。
発表によると、障害は同日の21時13分ごろに東日本の一部エリアで発生し、「au」「UQ mobile」「povo」と各MVNOの音声サービス、および「ホームプラス電話」が利用しづらい状況が続いた。データ通信に影響はなかった。障害は約45分後の21時58分に回復した。
影響エリアは東日本(北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、山梨県)だった。
原因は音声用PGW(Packet data network GateWay)の故障で、同設備を切り離したところ障害は回復したという。
同社は7月2日未明にも2日半にわたる大規模な通信障害を起こし、最大3915万人に影響が出ていた。
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