モバイル分野の技術とマーケティングを手がけるAppLovinは米国時間8月9日、人気モバイルゲームの構築に使われているソフトウェアを開発するUnity Softwareを、200億ドル(約2兆7000億円)相当の全株式取引で買収することを提案したと発表した。
プレスリリースによると、AppLovinはUnityの株式に対して1株あたり58.85ドルを支払うことを提案したという。買収案の条件では、Unityは統合会社の発行済み株式の約55%を所有し、統合会社の議決権の約49%を占めることになる。
Unityは、「Pokemon GO」「Call of Duty: Mobile」「Monument Valley」などの大作モバイルタイトルの開発に使われたソフトウェアとして知られている。同社によると、Unityの開発フレームワークは、上位モバイルゲームの70%以上、新規モバイルゲームの50%以上に使用されているという。
AppLovinの最高経営責任者(CEO)を務めるAdam Foroughi氏は、この買収が両社の大きな成長につながり、ゲーム開発者に恩恵をもたらすと確信していると述べた。
Unityにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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