セーフィーは8月4日、映像データを活用し、店舗経営の業務効率化や省人化を図るAIカメラ「Safie One(セルフィーワン)」を発表した。発売予定は9月28日。
Safie Oneは、エッジAIを利用した「AI-App(アイアップ)」をインストールして利用できるカメラ。AI-Appにより、用途に応じてカメラのアプリケーションが切り替わり、使い勝手が進化する仕組みとなっている。
工事不要で設置でき、インターネットに接続しなくても、「置くだけポン」機能でクラウドに接続できる。Bluetoothのヘッドセットやスピーカーを接続することで、インタラクティブに通話も可能だ。
AI-Appによるカメラの進化は、現在のところ、ステップ1から4までを想定し、ステップ1は防犯や監視の用途で、何かあった時に見るという受動的な使い方。ステップ2では、遠隔地から店舗やレジを監視するなど、自分の目の代替として見るという能動的な使い方となる。
ステップ3では、映像と既存の業務ツールを、API連携によりつなげることが可能。ステップ4では、クラウドプラットフォーム上の機能を追加していくことで、映像、AIによる課題解決を図る。
AI-Appの第1弾として、小売・飲食などの店舗運営向けに、「Store People Detection Pack(ストア ピープル ディテクション パック)」を同時に提供開始する。
内包される「立ち入り検知」「通過人数カウント」「立ち入りカウント」機能により、来店人数や混雑具合を可視化することが可能。リアルタイムでも録画映像でも、現場の様子を確認することができ、業務の効率化や省人化に貢献するとしている。
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