NEC×カゴメ、AI活用の「AI(愛)のプリン」で子どもの野菜嫌い克服へ--レシピも公開

飯塚 直 坂本純子 (編集部)2022年08月02日 18時41分

 日本電気(NEC)とカゴメは8月2日、カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」の結果とNECのAIを利用し、子供の苦手な野菜と相性の良い食材の組み合わせた「AI(愛)のプリン」(6種類)を開発したと発表した。

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 同プリンの製造には、岐阜のお菓子屋さん「プルシック」のオーナーシェフ所浩史氏が協力。また、子供の野菜嫌い克服と親子のコミュニケーション活性化を目指し、専用ホームページにてAI(愛)のプリン(6種類)のレシピを無償公開している。

 なお、同取り組みは、カゴメの野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」の一環として行われている。

カゴメの野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」
カゴメの野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」

 カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」では、野菜が好きな子供でも、そのうちの74%は嫌いな野菜があるということが判明。

分析概要。たとえば、とうもろしと相性がいい食材はたまねぎ。たまねぎは、鶏肉のパスタサラダではヨーグルトと組み合わされていた。ということは、とうもろこしとヨーグルトは相性がぴったりかもしれない――といったロジックで関係性を分析し、隠れた関係性を「リンク予測AI」が分析する
分析概要。たとえば、とうもろしと相性がいい食材はたまねぎ。たまねぎは、鶏肉のパスタサラダではヨーグルトと組み合わされていた。ということは、とうもろこしとヨーグルトは相性がぴったりかもしれない――といったロジックで関係性を分析し、隠れた関係性を「リンク予測AI」が分析する

 そこで、NEC独自の「リンク予測AI」技術を活用し、同調査を参考に選定した子供が苦手とする21種類の野菜と相性の良い食材の組み合わせを100通り導き出した。その後、特設サイトにおける一般投票により25種類を選出し、プルシックのオーナーシェフ所浩史氏がこの結果を参考にして、6種類のプリンを開発した。

特設サイトで一般投票により25種類を選出し、プルシックのオーナーシェフ所浩史氏がおいしく作れる組み合わせを選定した
特設サイトで一般投票により25種類を選出し、プルシックのオーナーシェフ所浩史氏がおいしく作れる組み合わせを選定した
NEC独自の「リンク予測AI」
NEC独自の「リンク予測AI」

 9月1日よりプルシックのオンラインストアで販売を開始。9月2日からは、店舗(プルシック岐阜)でも販売する(店舗での販売は、毎週金・土・日曜日のみ)。なお、第1弾〜第3弾の3期に分けて販売内容が変更となる。

 第1弾(夏:9月〜10月)では、「とうもろこしとヨーグルト」と「トマトとクリームチーズ」。第2弾(秋:11月〜12月)は「かぼちゃとレーズン」と「にんじんと白ワイン」。第3弾(冬:1月〜2月)は「ほうれんそうとココナッツ」と「じゃがいもととうふ」を販売する。販売価格は、税込各500円。

 オンライン販売は、9月1日から受け付けを開始するが、初回発送は9月15日で、それ以降は毎週木曜日の発送となる。商品は各2000個の販売で、完売次第販売を終了する。販売方法や販売期間は、状況により変更する場合があるという。

社員同士のたわいもない話をきっかけに、このプロジェクトが誕生したという
社員同士のたわいもない話をきっかけに、このプロジェクトが誕生したという
「とうもろこしとヨーグルト」「ほうれんそうとココナッツ」を試食した。野菜の風味はやや残しつつも、甘く食べやすい味に仕上がっていた
「とうもろこしとヨーグルト」「ほうれんそうとココナッツ」を試食した。野菜の風味はやや残しつつも、甘く食べやすい味に仕上がっていた
子どもも「野菜がそのまま入っているけれど、お菓子みたい」と絶賛
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