サムスンはメタバース関連の最新の動きとして、「Samsung Space Tycoon」という仮想空間を「Roblox」上に公開した。メタバースでゲームを作成してプレイしたり、同社製品の使用体験を共有したりできる。
サムスンはかつて、同社製スマートフォン用の仮想現実(VR)ヘッドセットを開発していたが、現在はスマートグラス分野では鳴りを潜めている。代わって同社のメタバース関連の取り組みは、仮想世界におけるマーケテイング活動が主体となっている。サムスンは、2022年に入り開催した製品発表イベント「Unpacked」で、「Decentraland」上にイベント空間を構築した。Samsung Space Tycoonは、より若いユーザー層に照準を合わせているようだ。
サムスンのプレスリリースによると、サムスン製品をモチーフとした仮想アクセサリーをコレクションできるこの仮想空間は、Z世代をターゲットとしているという。サムスンがRobloxと提携するのは今回が初めてではなく、同社は2022年に入り、「Samsung Superstar Galaxy」でCharli XCXのRobloxコンサートを開催している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」