アイロボットジャパンは7月7日、ロボット掃除機「ルンバ i2」を全国のアイロボット認定販売店および、公式オンラインストアで販売すると発表した。販売価格は、3万9800円(税込)。
同社は、すべての家庭にロボット掃除機を利用してもらうため、2023年までに全国世帯普及率を10%にすることをひとつの中期目標にしているという。
しかし、ロボット掃除機に対する不安や不信感がいまだに多く、6月にロボット掃除機非検討者800人に対して行った「ロボット掃除機に関する意識調査」では、ロボット掃除機を必要ないと思う理由について、「ゴミの吸い残しがありそう」「効率が悪そう」などの機能面や、「高価そうだから」という金額面での不安があることが判明した。
ルンバ i2は、ルンバ史上最安価にてマーケットに投入される価格戦略モデルで、ロボット掃除機「ルンバ e5」の後継モデル。ルンバ e5からの大きな変更点として、フロアトラッキングセンサーなど各種センサーが進化している。
たとえば、ルンバ i2は、距離を把握しながら各部屋を移動し、無駄のない効率的な動きで床を清掃可能。さらに、「Clean Map」の作成が可能になり、清掃した範囲が「iRobot Home」アプリ上で表示され、清掃エリアや清掃時間などの詳しい情報が確認できる。
他にもスケジュール設定や外出先からも清掃が開始でき、床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携清掃も可能。
清掃パフォーマンスでは、特許技術によるクリーニングシステム「AeroForce 3段階クリーニングシステム」を搭載。ゴミをかき出し、浮き上がらせ、ハイパワーモーターユニットで強力に吸引することで、従来機種の10倍の吸引力を実現した。
2本のゴム製ブラシからなる独自のデュアルアクションブラシは、大きなゴミだけでなく、カーペットに絡んだ髪の毛なども取り除くことができ、特殊な形状の凹凸によりブラシにゴミが絡みにくくなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」