Facebookは、さらに優れたコミュニケーションとコミュニティーエンゲージメントの構築を目指して、「Facebookグループ」を整理するための新しい方法をテストしている。Facebookを運営するMetaは米国時間6月28日、「channels」(チャンネル)という機能の提供を開始したことを明らかにした。チャンネルは、「各コミュニティー内で、より小規模でカジュアルな環境でユーザーが交流することに焦点を絞った空間」であると、同社は説明した。
グループの管理者は、チャット、オーディオ、または投稿のためのチャンネルを作成して、「さまざまなフォーマットで、共通の関心時に関する深い議論を交わしたり、話題に関するコミュニティーを構築したり」できると、Facebookアプリのコミュニティー担当バイスプレジデントを務めるMaria Smith氏は発表の中で述べた。
コミュニティーチャットチャンネルでは、Facebookグループと「Messenger」をまたいだ会話が可能で、公開型または招待制として設定できる。
オーディオチャンネルでは、管理者とメンバーが「Discord」のように、「音声会話にリアルタイムに参加したり退席したり」できる。「Rooms」に存在する一回限りのオーディオコンポーネントとは異なり、Facebookグループのオーディオチャンネルは、継続型の専用空間になる。メンバーは、カメラをオンにすることも可能だ。
Metaによると、コミュニティーフィードチャンネルでは、グループメンバーは都合の良い時にチャットすることができ、管理者はコンテンツをより具体的なサブトピックに整理することができるという。
グループメニューにも、関連イベント、ショップ、関連チャンネルが表示されるようになる。
また、18億人を超える月間ユーザーがいるというFacebookグループでは、お気に入りのグループを一番上にピン留めして、最新の投稿を表示できる左側のサイドバーもテストしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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