ネクストミーツは6月27日、シコメルフードテックと共同で企画開発した100%植物性の冷凍総菜「NEXT EATS(ネクストイーツ)」4種類の販売を開始したと発表した。
同商品は、イオンリテールが運営するイオンスタイル毛呂山店など、一部店舗(約31店舗)および、ネクストミーツ公式オンラインショップで販売する。
NEXT EATSは、レンジで約3分温めるだけで食べられる手軽さが特徴だ。ニューヨークのミシュラン三ツ星レストランで副料理長として活躍したNo Code代表の米澤文雄氏が監修しており、すべて動物性不使用(100%植物性)の総菜となっている。
今回発売するのは、「NEXT EATS 麻婆ナス(150g)」(税別498円)、「NEXT EATS カラフル野菜の黒酢豚(150g)」(税別598円)、「NEXT EATS ビーフシチュー(150g)」(税別598円)、「NEXT EATS ほうれん草ラザニア(150g)」(税別698円)の4種類。公式オンラインショップでは、各種5個セットで販売し、お試しセット(税込2220円)も販売する。
メインターゲットは、20代~40代の働いている独身女性、30~40代の共働き夫婦の女性だ。ラインアップの中でもっともカロリーの高いNEXT EATS ほうれん草ラザニアでも220kcalだ。調理する余裕がないときや、夕食でもう一品ほしいときなどの利用シーンを想定している。
ネクストミーツ 代表取締役の佐々木英之氏は、「これまでの商品を気に入ってくれる人はいるが、調理するハードルが高い。レンジであたためて食べられて、100%植物性というのは取り入れるにはハードルがだいぶ低くなる。こうしたものは前からつくりたい思いがあり、細かい調整をしながらようやく販売できた」と説明した。
飲食店向けの仕込みマッチングサービス「シコメル」を運営するシコメルフードテックと共同で、同商品の企画・開発をした。代替肉へのイメージがより良いものに変わり、日常の食生活で当たり前のように食べるきっかけとなることを期待しているという。また、夏をめどにコンビニエンスストアでの展開も予定している。
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