Metaは米国時間6月23日、「Instagram」で未成年のユーザーが成人になりすますことを防ぐ新しいツールを同日よりテストすると発表した。まず米国で開始する。18歳未満としてアカウント登録しているユーザーが、18歳以上になるように生年月日を手動で編集しようとすると、証明が求められるようになる。
年齢を証明する方法は、公的な身分証明書または運転免許証、3人の成人ユーザーに年齢が正しいことを保証してもらう「ソーシャル保証」、自撮り動画の3つだ。
ソーシャル保証の場合、3人の成人ユーザーは同時に他の人の年齢を保証することはできず、保証依頼を受けてから3日以内に回答する必要がある。自撮り動画の場合、手順に沿って動画を撮影してアップロードすると、動画は、顔の特徴に基づいて年齢を推定する技術を手掛けるYotiに送られる。確認が完了すると、MetaとYotiは動画を削除する。
この機能は、既に成人として登録されている未成年ユーザーを検出することはできない。また、Instagramは13歳以上でなければ登録できないが、Metaは、この新機能を子供の正しい年齢を確認するために利用するかという点には触れていない。同社にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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