ソニー、リスニングエリアの広いワイヤレススピーカー--重低音だけじゃない高音質

 ソニーは6月21日、Bluetoothスピーカーの新製品として「SRS-XE200/XE300/XG300」(想定税込価格:1万8000円前後/2万4000円前後/3万4000円前後)を発表した。振動板の面積を最大化し、歪みのないクリアなサウンドを再生する。いずれも発売は7月8日。

「SRS-XE200」
「SRS-XE200」
「SRS-XE300」
「SRS-XE300」
「SRS-XG300」
「SRS-XG300」

 ソニーのBlutoothスピーカーは、重低音を楽しむ「XBシリーズ」が知られるが、今回の「Xシリーズ」では、中高域から低域までバランスのとれた音作りを採用。多彩な音楽ジャンルに対応するとしている。

 本体サイズに対し、振動板の面積を最大化した「X-Balanced Speaker Unit」により、歪みのないクリアなサウンドを再現。XE200/XE300には独自の「Line-Shape Diffuser」を採用することで、線音源を実現。スピーカーの正面からやや離れても音量、音圧が変わりづらく、広く遠くへサウンドを届ける。

 XG300は、ウーファーとトゥイーターにそれぞれ独立したアンプを用意したバイアンプ構成を採用し、低域と高域の分担を明確にすることで、高音質を実現。デュアルパッシブラジエーターと高剛性エンクロージャーによりキレのある低音を再生する。

 3機種共に、圧縮された音源の高音域を効果的に補完し、原音により近い広がりのある音で再生する「DSEE」に対応したほか、対応コーデックはSBC、AACに加えLDACもサポート。XE200は16時間、XE300は24時間、XG300は25時間の長時間バッテリーを備える。

 XE200/XE300にはスピーカー本体でマイクのオン、オフ切り替えができるマイクミュートボタンを搭載。エコーキャンセリング機能のバランスを最適化したほか、両者間で同時会話したときの音切れを改善するなど、ハンズフリー性能を向上させ、オンライン会議などの使用にも対応する。

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