オールアバウトパートナーズは6月16日、電通と共同で、BtoB企業のオウンドメディアにおける記事コンテンツの企画、制作、そして改善を一気通貫でサポートする「Elite Connector」の提供を開始したと発表した。
Elite Connectorは、ビジネス系メディアを中心とした100以上のメディアと提携し、記事コンテンツの企画および制作を担うサービスだ。
同サービスを利用することで、BtoB企業は高い記事制作力や信頼性などが担保されたコンテンツをオウンドメディアに掲載できるという。また、ライターとのやりとりを含む全工程を専門チームが担うため、自社での継続的なリソース確保や業務負荷を大幅に削減できるとうたっている。
提携媒体でのタイアップ記事広告の出稿を必須としない点も同サービスの特徴となる。オウンドメディアへ掲載する記事コンテンツは、メディアの一般的なタイアップ記事広告出稿後の二次利用として掲載する場合があった。
BtoB企業の購買担当者に対するオウンドメディアを活用したマーケティングは、ターゲットの人物像や意思決定プロセスが設計できても、ターゲットが「読みたくなるコンテンツ」や「検討フェーズに合わせたコンテンツ」を企画立案することは難しいという。加えて、記事コンテンツのチェックとその継続的な運用や改善には多くの人的リソースが必要になるという課題がある。Elite Connectorを通じてメディア企業と提携することで、上記課題を解決できるとしている。
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