ビル・ゲイツ氏、NFTは「大ばか理論に基づく資産」

Kourtnee Jackson (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年06月16日 10時41分

 Bill Gates氏は「Bored Ape」には興味がないという。莫大な資産を持ち、慈善活動に力を入れる同氏は、米国時間6月14日に開かれたTechCrunchの気候変動に関するイベントに姿を見せ、NFTやその他の暗号資産に対する懐疑的な見解を示した。

Bill Gates氏
提供:Michael Loccisano/Getty Images

 Gates氏は、自分は農業や製品を提供する企業に投資したいと述べ、NFTを「自分よりも高いお金を払う人がいるという、大ばか理論に100%基づいた資産」だと表現した。大ばか理論とは、自分の購入価格よりも高い価格を喜んで支払う人がいる限り、過大評価された資産で利益を上げることができるという理論である。最終的には、市場が飽和して、その資産の利益生成の波に乗ってくれる「ばか」はいなくなる。

 Gates氏は、課税や政府規制の問題を指摘して、自分はNFTやその他の形態の暗号資産に投資しないと明言した。「私はそれに関わらない。私は、それらのどれについても、ロング(買い持ち)にもショート(売り持ち)にもしていない」と同氏は述べた。議論の中でGates氏は、サルのデジタル画像が世界の役に立つだろうとジョークを飛ばした。Bored Ape Yacht ClubがNFTの世界で人気を博していることを踏まえた皮肉だ。

 Microsoftの共同創設者である同氏が、暗号資産について発言するのは今回が初めてではない。Gates氏は、2021年のBloomberg Technologyとのインタビューの中で、そのような投資は非常にリスクが高いとして、ビットコインに対する注意を促し、Elon Musk氏ほど巨額の資産を持っていないなら、投資家は、その変動性に注意すべきだと忠告していた。一方で、Gates氏は、特に開発途上国において、取引の追跡と規制が可能な場合はデジタル通貨を認める考えを示していた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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