ビデオ会議サービス「mmhmm(ンーフー)」を提供するmmhmmは6月9日、本格的な日本市場の開拓に向けて、ドコモ・システムズと販売代理店契約を締結したと発表した。
この提携によって、ドコモ・システムズやその関連企業を含めた6000人超の法人営業部隊は、mmhmmの法人向けサービス「mmhmm for Teams」を全国で販売可能になるという。
2020年7月に「Mac」向けのベータ版として登場したmmhmmは、工夫を凝らしたビデオプレゼンテーションが可能で、かつビデオの作成、視聴、会話を1カ所に集約できる。現在では正式版として「Windows」版、「iOS」版も登場。5月にはウェブブラウザで利用できる「mmhmm for Web」もリリースされている。
mmhmm for Webの法人向けサービスとなるmmhmm for Teamsは、単にビデオ会議にとどまらず、ビデオをクラウドにアップロードできる。業務報告や提案に関するビデオでチーム内のノウハウを共有するといった利用ができるという。
mmhmmが外部パートナーを通じて製品を販売するのは日本がグローバルで初となる。その理由について、mmhmmで日本のRegional Head of Salesを務める青木隆夫氏は「日本では国内の商習慣に合わせた展開が非常に重要」と説明し、販売代理店が必要になった背景を語った。
ドコモ・システムズとの営業活動は数カ月前から開始から開始しており、すでに国内で6社と成約するなど、順調なスタートを切っているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力