ヤフーは6月2日、「Yahoo! MAP」のルート検索に「自転車」を追加し、交差点などでの進行方向を音声や案内パネルで案内する「自転車 ターンバイターン方式のナビ」の提供を開始したと発表した。
また、自転車のルート検索は「雨雲レーダー」と連動し、1時間前から最大6時間先のルート上の雨雲の動きと降水量を確認できる。
国土交通省によると、高速道路へ自転車や歩行者などの誤進入が年々増加しているという。また、近年首都高速道路で発生した誤進入のうち、約3割はナビアプリの自動車モードなどの利用に起因するという。
Yahoo! MAPの自転車のルート検索により、ユーザーは自転車移動の際に最適化されたルートを確認可能。高速道路への誤進入防止にも役立つという。
自転車 ターンバイターン方式のナビでは、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時や目的地までの目印となる交差点の案内で、「画面地図」の案内と、「音声案内」を組み合わせて利用できる。
音声案内では、“どのくらい先に次のポイントがあり、右折なのか左折なのか”の情報を音声で確認できる。自転車の運転中にユーザーが画面を見る危険性を低減し、安全に目的地へ到着できるという。
地図上で雨雲のマークのボタンをタップすると雨雲レーダーが起動し、検索した自転車のルート上の1時間前~最大6時間後の雨雲の動きや降水量が確認できる。“いつ、どのルートで雨が降るか”などを確認でき、梅雨の時期でも天候にあわせた計画が立てられるとしている。
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