宇宙のあちこちに配備されているすべての小型宇宙ロボットの中で、米航空宇宙局(NASA)の火星ヘリコプター「Ingenuity」(インジェニュイティ)は、おそらく私の一番のお気に入りだ。NASAは米国時間5月28日、Ingenuityの最新動画を公開した。視聴者がそのワクワクを自ら体験することのできる動画となっている。
小型ロータークラフトであるIngenuityは、25回目となる4月18日の飛行中に、間違いなく偉業を達成した。2310フィート(約704m)の距離(フットボールの競技場7個分以上)を時速12マイル(約19.3km)の速度で自律飛行したという。これは、速度と飛行距離の過去最高記録で(火星におけるこれまでの飛行履歴から、この記録も更新すると期待できる)、機体に搭載された下向きのカメラによって、そのすべてが記録されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」