メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を展開しているユミルリンクは5月18日、認証サービス「Cuenote Auth(キューノート オース)」の提供を開始した。
Cuenoteシリーズは、メール・SMS配信サービスを主軸としたクラウドサービス。Cuenote Authでは、認証コードの自動生成、SMS・IVR(音声自動応答)を活用した認証をAPIで提供。本人認証の仕組みを簡単かつ、短期間で導入することができるとうたう。
Cuenote AuthのAPIにリクエストするだけで、「認証コードの生成」、「SMS・IVRによる認証コードの通知」、「認証画面の表示及び認証処理」、「認証結果の取得」など、一連のプロセスを実行させることが可能。また、APIはRESTful形式を採用。容易に連携可能なことから、導入における開発工数が低減できるという。
オプションとなっているIVR連携機能では、SMSの受信をサポートしない電話番号(固定電話回線)へ音声発信により、認証コードを通知することが可能。認証に利用する電話番号をCuenote Auth側で判定し、IVRによる音声通知に自動で切り替わるため、幅広いユーザー・端末における本人認証をサポートする。
最後に認証を行ってから、一定期間は同一端末からの再度の認証手続(認証コードの発行~ユーザーでの番号入力)を不要とすることが可能。認証コードの通知に利用するSMSやIVRは、送信数に応じてコストが掛かるが、一定の期間は再認証不要とすることで、ユーザービリティを低下させることなくコストを抑えることができるとしている。
今回のリリースではSMS・IVRによる認証をサポートするが、今後についてメールなど他の認証手段についても順次提供を行い、対応チャネルの拡充を図るとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果