高精度な需要予測と価格算出を機械学習により可能にする“ダイナミックプライシング”サービスなどを提供するメトロエンジンは5月11日、第三者割当増資によるシリーズCファーストクローズで総額10億円の資金調達を実施したと発表した。博報堂DYベンチャーズが運営するCVCファンドや、東急不動産ホールディングスが出資するCVCファンド、既存株主であるBEENOSなどが引受先となる。累計調達額は約21億円となる。
同社は、7泊以上に対応する長期滞在専門のホテル予約サイト「マンスリーホテル」のほか、リアルタイムのビックデータから客室単価を導くレベニューマネジメントツール「メトロエンジン レベニューマネジメントプラン」、レンタカー業界向けに在庫、価格管理のDXを実現する「メトロコンダクター」など、各業界向けにダイナミックプライシング、DXなどのサービスを提供している。
>今回調達した資金は、プロダクトへの開発投資や、広告、マーケティング強化、人材採用などに活用する。資金調達は引き続き実施していくという。
なお、メトロエンジンは5期連続二桁成長を維持しており、第6期となる2022年9月期における売上高は、2021年度比約2倍で着地できる見込みだという。
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