Microsoftは新たなVPN機能「Edge Secure Network」によって、「Edge」ブラウザーのセキュリティをさらに強化しようとしている。同社のサポートページによると、この機能はCloudflareとの提携により提供される。
Edgeの「Dev Channel」テスターにもまだ提供されておらず、提供が始まる時期も不明だ。利用するには「Microsoftアカウント」にサインインする必要があり、そのアカウントで1カ月に1GBまで無料で利用できるという。
サポートページによると、Edge Secure Networkは、暗号化されたトンネルを介してEdgeからのデータをルーティングすることで、「HTTPで始まる、安全でないURLを使用している場合でも」ユーザーのインターネット接続を暗号化するという。この暗号化は、公共Wi-Fiネットワーク経由で閲覧データにアクセスするハッカーからユーザーを守る追加の保護レイヤーを提供する。Cloudflareは、収集した診断データとサポートデータを25時間ごとに完全に削除する。
Edge Secure Networkはオンライントラッキングや位置情報の追跡防止にも効果があるという。
サポートページには、提供開始後にこの機能を有効にする手順も記載されている。
Operaなど、一部のブラウザーベンダーはすでにVPN機能を標準で搭載している。Mozillaは独自のVPN機能を「Firefox」に標準搭載してはいないものの、別個のサービスとしてユーザーに提供している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手