キューヴアイズは4月21日、企業や自治体向けに、二酸化炭素排出抑制量を計算し、スコア化する機能を搭載したアプリ「SPOBY 脱炭素ウォーク」の提供を開始した。
キューヴアイズは、活動量に応じて特典が受け取れるスマートフォンアプリ「SPOBY」を開発し、2020年より、地域住民や従業員の健康増進を支援するツールとして、自治体や企業への導入を開始している。
今回のSPOBY 脱炭素素ウォークは、人間の移動による二酸化炭素排出抑制量を測定、集計、スコア化することで、企業や自治体のCO2排出削減を支援するアプリ。
スマートフォンを持って移動すると、移動経路と移動手段が自動的に検出され、外出時に乗り物を利用せずに歩行、または自転車で移動したときの二酸化炭素排出抑制量を計算し、管理画面上に表示する。
本アプリを導入した企業や自治体は、従業員や地域住民とともに、地球温暖化対策に取り組むことが可能。企業においては、サプライチェーン排出量におけるスコープである「カテゴリ6:出張」と「カテゴリ7:雇用者の通勤」の算出に活用することが可能だ。
すでに豊洲スマートシティ推進協議会やニチリンなどで採用されており、キューヴアイズは今後、導入企業や自治体を拡大し、社会全体における脱炭素への取り組みを支援するとしている。
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