Instagramは、オリジナルの写真や動画を投稿するクリエイターが、確実に報われるようにする意向を明らかにした。
Instagramは現在、ユーザーが過去に「いいね!」したコンテンツ、投稿の人気度、ユーザーがその特定のユーザーと過去にやり取りしたことがあるかどうかなど、さまざまな要素に基づいて、ユーザーが反応する可能性が高いと考えるコンテンツを上位に表示している。Instagramは米国時間4月20日、オリジナルの投稿を上位に表示するように、コンテンツのランキング方法を変更したと発表した。
「一から何かを作り出した場合、誰かのものを見つけて再共有した場合よりも報われるべきだ」と、Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏は動画の中で述べ、「われわれはオリジナルコンテンツを、特に再投稿コンテンツよりも高く評価しようとしている」とした。
同氏は、Instagramに加えた他の変更点についても概説した。まず、商品にタグ付けする「プロダクトタグ」機能を米国の全ユーザーに拡大した。また、3月に提供開始した「エンハンストタグ」にも触れた。これは、写真や動画の制作に貢献した人に関する情報を表示するもの。例えば、画像の制作に携わった写真家やファッションスタイリストの情報を表示できる。
これらの変更は、ソーシャルネットワークがクリエイターの不満を解消し、競合するプラットフォームにクリエイターが移らないように努めていることを示す、さらなる例だ。さまざまなソーシャルメディアプラットフォームで活動するクリエイターらは、努力が報われないという不満を訴えている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」