大和ハウス工業は4月20日、アバターを用いて担当者と見学者がコミュニケーションを図りながら仮想空間上の住宅展示場を自由に見学できる「メタバース住宅展示場」を、4月28日に公開すると発表した。
大和ハウス工業は、2021年10月より、ウェブ上で「家づくりタイプ診断」を行った上で、嗜好や興味関心に合わせた家づくり情報を届ける「LiveStyle PARTNER(リブスタイル パートナー)」の運用を開始し、住宅展示場を360度動画で閲覧できる「おうちVR展示場」を展開している。
今回、LiveStyle PARTNERの登録者限定で、メタバース住宅展示場を公開。スマートフォンやPC、タブレットから、担当者と見学者がアバターになって、仮想空間上の住宅展示場内を案内、見学することができる。
メタバース住宅展示場では、大和ハウス工業の主力商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」や、4月21日発売のウェブ限定の戸建住宅商品「Lifegenic」、木造戸建住宅商品「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」を展示する。
ウェブ上に制作した仮想空間内の住宅展示場を、地面から屋根の上までさまざまな角度から見学できることに加え、室内では子どもやペットなどの視点でも見学が可能。見学者が床や壁紙・天井等の色や素材、インテリアなどを瞬時に切り替えて、イメージを検討することもできる。
最大6人の見学者と担当者がアバターで会話することができ、質問や相談にも対応。さらに、メタバース住宅展示場内のテレビやスクリーンを使用して画面を共有し、資料やカタログ等を用いた説明や、動画の視聴も行うことが可能だ。
今後は、3つの戸建住宅商品に加え、ラインアップを拡充し、より多くの商品でメタバース住宅展示場を見学できる機会を設けるとしている。
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