Appleが、自社製の次世代チップ「M2」シリーズを新型「Mac」の多数モデルで活発にテストしていると、Bloombergが報じた。
記事によると、Appleは異なる4種類のM2チップを、少なくとも9種類の新型Macでテストしているという。テストに使われているマシンの詳細は不明だが、「MacBook Air」「Mac mini」およびエントリーレベルの「MacBook Pro」が標準のM2チップでテスト中としている。
このほか、「M2 Pro」チップがMac miniと14インチおよび16インチのMacBook Proでテスト中、「M2 Max」チップも、同じく2種類のMacBook Proでテスト中だという。3月に発表された「Mac Studio」に初搭載された「M1 Ultra」チップの後継は、デスクトップ「Mac Pro」でテスト中とされている。
Appleはまた、Mac miniにM1 ProやM1 Maxを搭載するなど、既存のチップで構成を変更したモデルもテストしているとされる。Bloombergは、そうしたモデルの構成がMac Studioと似通ってしまう可能性を指摘したが、それが発売を見送る原因になるかどうかについては明言していない。
Bloombergの記事は、これらのモデルがすべて製品化されるとは限らない点を強調しているが、今後数カ月のうちに新機種がリリースされる可能性もあるとしている。Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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