絶大な人気を誇るバトルロイヤルシューティングゲーム「フォートナイト」で現在最もよく知られるEpic Gamesは米国時間4月11日、ソニーグループとKIRKBI(The LEGO Groupの親会社)から、それぞれ10億ドル(約1250億円)の出資を受けることを発表した。
The LEGO GroupとEpic Gamesは7日、メタバースに向けて提携すると発表したばかりだ。両社はこの取り組みを通じて、「メタバースを子供たちや家族にとって安全で楽しい場所」にすることを目指し、「あらゆる年齢の子供が一緒に楽しめる、没入感があり、創造力をかきたて、興味をそそるデジタル体験の構築」に共同で取り組むとした。The LEGO Groupはビデオゲームとは無縁ではなく、発売されたばかりの「レゴ スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ」など、長年にわたって数多くのタイトルをリリースしている。
ゲーム業界の巨大企業であるソニーは、2020年と2021年にもEpic Gamesに出資している。今回の出資は、KIRKBIが対象とする子供たちに加えて、より年長のゲーマーや成人にまでメタバースの取り組みを拡大するEpicの取り組みを促進することになるだろう。
メタバースに早期に参入した多くの企業とは異なり、ソニーは、既存の「PlayStation VR」ヘッドセットや、その次世代版として今後発売予定の「PlayStation VR2」など、ハードウェアも保有している。PlayStation VR2は前世代版と比べて、グラフィックスやVR体験が大幅に改良されたものになると見込まれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」