病院やクリニックのDX推進をサポートするスマートスキャンは4月11日、シリーズB資金調達ラウンドにおいて、総額13.7億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、2017年2月創業以降の資金調達累計25.3億円となった(借入金による調達を除く)。
今回の引受先は、NVCC9号投資事業、クレディセゾン、DGベンチャーズ、キヤノンメディカルシステムズ、UNICORN2号ファンド投資事業、出光興産、Aflac Ventures、個人株主となる。
同社によると、世界中で高齢化が進む今、予防医療への注目が高まっているという。予防医療は、社会全体を活気あるものにするだけでなく、人々のクオリティオブライフを高めることにつながるといわれている。
これまで同社は、誰もが気軽に脳ドックを受診できる環境を整えるべく、「スマート脳ドック」サービスの仕組みを構築してきた。
今回調達した資金は、運転資金として活用するとしており、「スマート脳ドック」サービスの仕組みを提供するシェアリングエコノミー事業の拡大、移動式健診サービスの本格展開を進めていくという。
また、より多くの人に気軽に脳ドックを受診してもらえるように、当該サービスおよび、周辺情報の発信を強化するほか、将来的には医療データを活用し新たな価値を生み出す事業を展開する予定。
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