Twitterは米国時間4月5日、TeslaとSpaceXの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏が取締役に就任すると発表した。前日には、同氏が大量のTwitter株式を取得していたことが明らかになっていた。
「彼はTwitterの情熱的な支持者であり、厳しい批評家でもある。それはまさに、われわれが長期的に強くなるために@Twitterと取締役会に必要なものだ。ようこそ、Elon!」と、 TwitterのCEOであるParag Agrawal氏は5日にツイートした。
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、Musk氏の取締役としての任期は2年。その期間は、14.9%を超える同社株式を取得することはできない。
Musk氏は3月、Twitter株式の9.2%を取得して筆頭株主になった。The Wall Street Journal(WSJ)によると、Twitterの共同創設者で前CEOのJack Dorsey氏は同社株式を2.3%保有しているという。Dorsey氏も同社取締役を務めている。Twitterの株価は4日、Musk氏の株式取得が公表されたことを受けて27%以上急騰し、終値は49.97ドルだった。
Musk氏は、Twitterを特に多用するユーザーの1人だ。4月5日には8050万人のフォロワーに対して、Twitterに編集ボタンは必要かというアンケートを実施した。編集ボタンは長く求められてきたが、実現していない。
Musk氏が保有するTwitter株式は、4月5日時点で約29億ドル(約3600億円)相当。Musk氏は5日、Forbesが毎年発表する世界長者番付で1位を獲得した。純資産は推定2190億ドル(約27兆円)。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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