ガーミンジャパンは4月1日に、ダイビングに必要なリアルタイムデータにより、安全な潜水をサポートするGPSダイビングコンピューター「Descent」シリーズの最新モデル「Descent G1」と「Descent G1 Dual Power」を発売した。「Descent G1 Dual Power Hurricane Blue」のみ4月下旬発売予定。
Descent G1のカラーバリエーションは、Powder Gray(パウダーグレイ)とSlate Gray(スレートグレイ)の2色。価格は7万9860円(税込)。
Descent G1 Dual Powerのカラーバリエーションは、Hurricane Blue(ハリケーンブルー)とBlack(ブラック)の2色。価格は、8万9980円(税込)。
Descentは、ダイビングアドベンチャーを楽しむための多彩な機能を搭載した腕時計サイズのダイビング用コンピューターシリーズ。直径45mm、重さ66gとダイビングウォッチとしては小ぶりで軽量であるため、女性ダイバーにも扱いやすいサイズだ。
今回発売するDescent G1とDescent G1 Dual Powerの2モデルは、ダイビング初心者やライトユーザーがより気軽に使用できるモデルとして展開。
年間ダイビング数が少ない人でも手軽に試せるように、スマートウォッチとしての機能性と操作性、アクティビティにも適した機能を充実させているという。
MIL-STD-810準拠の耐久性能と10ATM(10気圧)防水機能を備えたほか、傷がつきづらいパワーサファイア(Dual Powerモデル)/サファイアレンズに加え、防水性と操作性を向上させた5つのインダクティブボタンを採用。
グローブを着けた水中圧の中でも容易に操作できるほか、ダイビングアクティビティ中はタッチスクリーンのダブルタップによる画面スクロールにも対応する。
モノクロディスプレイは、太陽光の下でも水中でも見やすい半透過メモリインピクセル(MIP)を採用した。
また、Descent G1 Dual Powerでは、ウォッチ型ダイビングコンピューターとして業界初となるソーラー充電機能を搭載。バッテリー性能は、ダイビングモードで約25時間稼働。スマートウォッチモードなら約21日間。ソーラー充電機能(Descent G1 Dual Powerのみ)を活用すればスマートウォッチモードで約124日間の稼働(50000ルクスの条件下の屋外にて、1日あたり3時間の着用を含む終日着用を想定)が可能となっている。
既存モデル同様、ダイビングサポート機能も充実。ダイブモードは、単一ガスモード、マルチガスモード、ゲージモード、アプネアモード、スピアモード、CCRモードなど、6つから選択可能。
水面でのGPS機能は、ダイビングの開始位置と終了位置を自動的にマークし、ログデータで潜水ポイントを確認。開始地点でポイント登録を行えば、浮上後に開始地点へ戻るナビゲートも可能となっている。
水中では、電子コンパスで進行方向の設定、設定した方向との偏差を表示し、目的の場所へ容易に進行でき、ビュールマンZHL-16cアルゴリズムの計算式で算出されたデータで最適な浮上指示。さらに、音とバイブレーションアラートにより情報や危険性を的確に通知するという。
このほか、ランニング、登山、ゴルフなどさまざまなアクティビティを楽しむためのスポーツウォッチとしての機能や日常スマートウォッチとして活用するための機能も充実している。
心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Battery、ストレスレベル、睡眠の質を0〜100までの数値で確認できる睡眠スコア、血中酸素トラッキング機能などのライフログ機能を搭載。
ランニング、サイクリング、釣り、水泳、トレッキング、スキー、スノーボードや筋力トレーニングなど日頃のアクティビティに加え、室内クライミング、クロスカントリースキー、バックカントリースキー、バーチャルランニング、ゴルフなど、30種類以上のスポーツにも対応する。
サイズは、幅45.5mm×高さ45.5mm×奥行き15.2mm。重量は、61g(Dual Powerモデルは66g)。ディスプレイサイズは、1.28インチ(176×176ピクセル、半透過型MIP(モノクロ))。内蔵メモリは、32MB。
対応する衛星測位は、GNSS(GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号))。搭載するセンサーは、光学式心拍計(水中心拍対応)、電子コンパス、気圧・高度計、加速度計、温度計、深度センサー。防水機能は、10ATMダイビング(100m防水)/EN13319。
ダイビング機能は、6種類のダイブモードに対応(単一ガス、マルチガス、ゲージ、CCR、アプネア、スピア)、ダイブログ記録(最大200)、水面でのGPSサポート、エントリー/エキジットポイントの自動記録、電子コンパス、ダイビングプラン、減圧理論(ビュールマン ZHL-16c)、淡水/海水/カスタム、安全停止、ディープストップ、PO2(最大1.6)、保守性、ガス設定(空気、ナイトロックス、トリミックス、酸素、バックアップガス)。
スポーツ機能は、ランニング、ゴルフ、スキー、登山、サイクリング、スイミング、SUPなど30種類以上。
スマート機能は、通知機能、ライフログ(ステップ数、睡眠管理、ストレス、Body Battery、消費カロリー、血中酸素トラッキングなど)、Suica対応。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果