スマートフォン向けの写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営するSnapは3月29日、若者文化とクリエイティビティの中心となる東京原宿に日本オフィスを設立したと発表した。同社の日本初となる拠点で、国内ニーズに沿ったプロダクト強化などに取り組むとしている。
日本オフィスの代表は、ソニーやアマゾンジャパン、フェイスブックジャパンに在籍していた長谷川倫也氏が引き続き務める。同氏の経験を活かし、ユーザーやクリエイターのコミュニティ構築、戦略的パートナーシップの拡大、日本国内のニーズに沿ったプロダクト強化などを実施していくという。
日本の文化に根付いた活動が不可欠と捉える同社は2020年、日本のアニメにインスパイアされた「Anime Style」レンズをリリース。世界中で人気を集めたという。
2022年は、日本独自のコンテンツやクリエイティブツールを提供予定。日本の若者をターゲットに、数千人に及ぶ大学、専門学校の生徒と連携し、同社が無料で提供するAR制作デスクトップアプリ「Lens Studio」で制作したレンズを提供する。
また、国内のインフルエンサー支援にも注力する。「Snap Star」と呼ばれる認定インフルエンサーで、2022年には7人の日本人を認定しているという。
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