NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」が本格稼働--京橋を「架け橋」に

藤代格 (編集部)2022年03月25日 08時00分

 NTT西日本は3月24日、2021年10月25日に発表したオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」の運用を本格的に開始したと発表した。事業共創と人材育成を支援するプログラムを提供し、オープンイノベーションを推進、市場全体の活性化に貢献する。

 同日に実施した開所式では、NTT西日本 代表取締役社長 社長執行役員を務める小林充佳氏のほか、 元大阪大学 総長、ナレッジキャピタル 代表理事を務める宮原秀夫氏、伊藤忠商事 取締役副会長、関西経済同友会 常任幹事、グローバル・ベンチャーエコシステム 委員会委員長を務める鈴木義久氏、京阪ホールディングス 代表取締役社長を務める石丸昌宏氏、taliki 代表取締役CEO talikiファンド代表パートナーを務める中村多伽氏、ペイフォワード 代表取締役の谷井等氏、UDS 事業企画部 執行役員の山内將夫氏が集い、テープカットを披露した。

(左から)UDS 山内氏、ペイフォワード 谷井氏、taliki 中村氏、NTT西日本 小林氏、ナレッジキャピタル 宮原氏、伊藤忠商事 鈴木氏、京阪ホールディングス 石丸氏
(左から)UDS 山内氏、ペイフォワード 谷井氏、taliki 中村氏、NTT西日本 小林氏、ナレッジキャピタル 宮原氏、伊藤忠商事 鈴木氏、京阪ホールディングス 石丸氏

QUINTBRIDGEが担う役割--京橋を「架け橋」に

 複雑多様な社会課題を解決すべく、従来の延長線上にないアイデアとアプローチを生み出す“オープンイノベーション”への期待が高まっている。

 さまざまな社会課題を先頭に立って解決する「ソーシャルICTパイオニア」として、地域社会と連携した社会課題の解決を目指すNTT西日本は、QUINTBRIDGEを通して「事業共創」と「人材育成」を支援するプログラムを提供。企業やスタートアップ、自治体、大学などが「学び・繋がり・集う・共創する」場となるべく運営していくという。

社会実装を見据えた事業共創を目指す
社会実装を見据えた事業共創を目指す

 具体的には、事業共創プログラムとして双方向ピッチプログラム、アクセラレーションプログラムを提供する。アイディエーションに留まらず、パートナーとともに事業アイデアを形にし、地域社会への社会実装までを目指すという。

事業共創プログラムのイメージ
事業共創プログラムのイメージ

 人材育成プログラムでは、「学び・つながり・集う」育成プログラムや、企業と地域向けの人材育成プログラムなどを提供する。業界と地域課題の解決、未来社会の創造など、イノベーションに寄与できる“イノベーション創出人材”の育成を目指すという。

「学び・つながり・集う」育成プログラムのイメージ
「学び・つながり・集う」育成プログラムのイメージ
人材育成プログラムのイメージ
人材育成プログラムのイメージ

 QUINTBRIDGEは、NTT西日本がオープンイノベーションを推進すべく、大阪の京橋(大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号)に建設した施設。3階建て、床面積は約4000平方mで、100人収容可能、3面スクリーン設置のプレゼンテーションイベント空間のほか、ワークショップスペース、コワーキングスペース、シェアオフィス、撮影スタジオ、オープンキッチンやカフェなどを備える。

キャプション

 NTT西日本の小林氏は、「QUINTBRIDGEは2022年2月、大阪大学の跡地に本社を移転したNTT西日本の4棟の中の1つとして併設した。社員はもちろん、できるだけ多くの方に『キャンパス』のように使ってもらいたい」と話す。

NTT西日本 代表取締役社長 社長執行役員 小林氏
NTT西日本 代表取締役社長 社長執行役員 小林氏

 QUINTBRIDGEという名称は、京橋という地名と、「Quintillion(百京)」と「Bridge(橋)」から採用。大阪の京橋で、NTT西日本が企業、ベンチャー、自治体、大学などとの架け橋となり、幾多(100以上)の新規事業の共創、地域課題の解決を目指すという思いを込めたという。

 小林氏は、「大阪や関西には、ベンチャーやスタートアップをはじめとしたさまざまな方々、企業がいらっしゃる。QUINTBRIDGEから大阪、関西発のイノベーションを起こして、少しでも発展に貢献したい」と語る。運営の本格化に先駆けて2021年11月から募集した「QUINTBRIDGE会員」は、法人などの団体が75、個人から1000人の登録があるという。

 「個人会員の半分は(NTT西日本の)社員だが、それ以外の色々な方々にも手を挙げていただいている。(QUINTBRIDGEは)多くの方々が集まり色々な思いがつながる、未来に向けた架け橋のようにしたい」(小林氏)とした。

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