Microsoftは、「Windows 11」の最小ハードウェア要件を満たしていないPCについて、システムの通知を通じてユーザーに知らせようとしている。
The Vergeが報じているように、最小要件を満たしていないハードウェアにWindows 11プレビュー版の最新アップデートをインストールしたテスターらは、デスクトップの壁紙に薄く警告が表示されていることに気付いた。「設定」アプリでも同様の警告が表示される。
Microsoftが示しているPCの最小ハードウェア要件は、メモリー4GB以上、ストレージ64GB以上、UEFIセキュアブート有効、「DirectX 12」以上(WDDM 2.0ドライバー)に対応するグラフィックスカード、TPM 2.0などとなっている。
最小要件に関する新たな警告が表示されるようになったのは、米国時間3月15日に「Windows Insider Program」の「Beta」チャネルおよび「Release Preview」チャネルでリリースされた「Build 22000.588(KB5011563)」だ。
Microsoftは、Build 22000.588のリリースノートで、最小要件に関する新たな警告について言及していない。しかし、テスターらは「System requirements not met.」(システム要件を満たしていません)というメッセージが表示されることに気づいている。
企業は通常3~5年間隔でハードウェアを一新するため、Microsoftは「Windows 10」のサポートが終了する2025年までに、すべての顧客がWindows 11に移行でき、最小ハードウェア要件が問題になることはないとみているようだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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