マークレビンソン初のヘッドホン「No5909」--ノイキャン対応、ハイレゾ再生も

 ハーマンインターナショナルは3月17日、Mark Levinson(マークレビンソン)ブランド初となるポータブルオーディオデバイスとしてワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン「No5909」を発表した。ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を備える。発売は6月。税込価格は12万1000円になる。

「No5909」
「No5909」

 Mark Levinsonは、1972年に創業したハイエンドオーディオブランド。50周年の節目を迎えるにあたり、初めてのヘッドホンをラインアップに加えた。

 ベリリウムコーティングを施した新開発40㎜径ダイナミックドライバーを搭載し、純度の高いサウンドを再生。ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能も備える。本体にDACを内蔵し、付属のUSBケーブル1本でPCとデジタルダイレクト接続が可能。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源をダイレクトに再生する。

 騒音収音用と通話用合わせて合計8つの高性能マイクロホンを搭載し、外音取り込み機能やボイスパス機能と合わせて、高品位で自然な通話をサポート。SBC、AACに加え、LDAC、apt-X Adaptiveにも対応する。

 本体重量は約340gで、最大再生時間は約30時間(アクティブノイズキャンセリング使用時)。15分の充電で約6時間再生ができる急速充電にも対応する。独自の「Mark Levinson Headphones」アプリも用意し、ノイズキャンセリング効果や低音域の調整はアプリからカスマイズ可能だ。

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