TikTokは米国時間3月9日、独自の音楽配信・マーケティングプラットフォーム「SoundOn」をリリースした。アーティストは、「Apple Music」「Spotify」「Pandora」などの大手グローバルプラットフォームに加えて、TikTokアプリにも自身の楽曲を直接アップロードできる。
配信は無料で、字節跳動(バイトダンス)が手がけるプラットフォーム(音楽ストリーミングサービス「Resso」やTikTokなど)にアップロードされた楽曲のロイヤリティーは、すべて無期限でアーティストが受け取る。同社以外のプラットフォームの場合、2年目から10%の手数料がかかる。
SoundOnでは、楽曲タブを開設して、TikTokプロフィールの下に楽曲を表示させることができる。著名なTikTokクリエイターを通じたプロモーションや、視聴者の分析も利用できる。一定の条件を満たすアーティストは認証バッジを申請できる。
また、アーティストを発掘して育成する独自のA&Rサービス「SoundOn+」にエントリーすることもできる。
SoundOnの音楽担当グローバル責任者Ole Obermann氏は次のように述べている。「新しいアーティストや音楽クリエイターは、TikTok内で活気あるコミュニティーとなっている」「SoundOnの目的は、キャリアの第一歩を踏み出そうとしているアーティストを支援することだ」
SoundOnは2021年秋からベータテストを実施していたが、このほど米国、英国、ブラジル、インドネシアで全機能を利用できるようになった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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