読売巨人軍、読売新聞東京本社、JR東日本メカトロニクスの3社は2月24日、東京ドームで開催するプロ野球の巨人戦に、「Suica」「モバイルSuica」を活用した入場システムを導入すると発表した。
東京ドームのゲートにリーダーを設置。購入したチケット情報と所有するSuicaのID番号を専用サイトに事前登録すれば、Suicaのタッチで入場できるという。2022年シーズンの東京ドーム開幕戦となる、3月25日の対中日戦から開始する。
入場システムの構築には、さまざまな認証媒体の各種IDを連携できる、JR東日本メカトロニクスのクラウド型プラットフォーム「ID-PORT」を活用。読売巨人軍公式ファンクラブサイトから無料で取得できる「GIANTS ID」と、SuicaのID番号を連携させるという。
今回の入場システムの導入は、3月から東京ドーム場内で実施する「完全キャッシュレス化」に伴う動きで、公共交通機関の利用から巨人戦の入場、東京ドームでの飲食、物販の利用、チャージまでを1枚のSuicaで対応できるようになる。
また、東京ドーム場内の完全キャッシュレス化と、Suicaでの東京ドーム巨人戦入場システムの導入に合わせて、「ジャイアンツオリジナル券面Suica」の提供も開始する。
シーズンシート契約やチケット購入、GIANTS ID会員を対象とした「ジャイアンツオンラインストア」での商品購入特典として用意するという。
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