東京地下鉄(東京メトロ)は2月24日、「東京メトロmy!」アプリの「駅構内ナビゲーション」機能に、エレベーターを利用するルートを追加すると発表した。「エレベーター限定ボタン」を押すと、階段やエスカレーターを使わないルートが案内される。アプリをアップデートせずに利用できる。
新たに搭載する「エレベーターを利用するルート」の案内機能は、経路検索結果などに表示される「駅構内ナビ」ボタンを選択すると、乗換えのルートやホームから出入口までの歩行ルートを各階ごとに平面図と説明文で案内するものとなる。大きな荷物やベビーカーなどを持参する利用者を想定しているという。
駅構内ナビゲーション機能の対応駅も、従来の23駅から43駅に拡大。東京メトロや都営地下鉄のホームから地上出入口までのルート、駅構内の歩行ルートを視覚的に確認できるため、利用経験のない駅でも安心して利用できるとしている。
東京メトロmy!アプリは、東京における大都市型MaaSの取組み「my! 東京MaaS」の一環として2020年8月から公開。鉄道、バス、タクシー、シェアサイクルを含む経路を検索できる。「iOS 12.0」「Android OS 6.0」以降に対応している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス