リーバーは2月10日、LITALICO、CBC、常陽キャピタルパートナーズなどの6社から新たに5.69億円の融資を含む資金調達を実施。2018年5月からの累計調達金額が10億円を突破したと発表した。同社では引き続き、2022年8月末まで資金調達を実施していくという。
同社は、スマートフォンを活用し、24時間365日医師に相談ができる医療相談アプリ「LEBER」を開発。さらに、教育機関に毎日の検温結果と体調、出欠席の報告ができる「LEBER for School」(6カ国語対応)、企業向けに検温・体調報告とストレスチェックを組み合わせられる「LEBER for Business」(6カ国語対応)を全国で展開している。
今回、医療相談アプリLEBERによるサイバーホスピタルの実現に向けた開発を加速するため、資金調達を実施したという。
具体的には、LEBERの提供体制の拡大や人材採用を強化する方針。また、学校保健領域において毎日収集される健康観察データをもとに、クラスター発生を予測。早期の対策によってクラスター発生を予防するシステム「感染症AIサーベイランス」の実現を図るための開発費および、共同研究費としても活用するとしている。
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