Pelotonは米国時間2月8日、最高経営責任者(CEO)の交代を発表した。また、世界で約2800人の人員を削減する計画を明らかにした。コロナ禍で急増した同社のフィットネス機器に対する需要が鈍化する中、事業再編を図る。
従業員数は2021年9月30日時点で8976人だ。約30%が人員削減の対象となる。
従業員に送付されたメモが、Pelotonのウェブサイトに掲載されている。この中で、共同創業者でCEOのJohn Foley氏は会長に就任することを明らかにした。SpotifyやNetflixで幹部を歴任したBarry McCarthy氏が9日付けでCEOに就任する。プレジデントのWilliam Lynch氏は同職を退任する。取締役としてとどまり、「非常勤取締役」となる。
Pelotonはさらに、製造業務の規模を縮小し、米国で工場を建設する計画を縮小するとしている。
コロナ禍で自宅でのエクササイズが流行したことで、Pelotonは大きく業績を上げたが、その勢いは著しく衰えた。株価は現会計年度開始時から7日時点で約31%下落していたが、この発表を受け、8日にはやや上昇した。
Amazonなど複数の企業がPelotonの買収に関心を示していると報じられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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