早くからFacebook(現Meta)に出資していた投資家の1人で、2005年から同社の取締役を務めているPeter Thiel氏が退任する。Metaは米国時間2月7日、同氏が2022年の年次総会で再選に立候補しないことを発表した。
Thiel氏には、1998年にPayPalを共同設立した経歴もある。Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、「彼がいつか他の関心事に時間を割くようになることは分かっていた」とした。
Zuckerberg氏は以下のように述べた。「Peterは当社の取締役会の貴重なメンバーであり、彼が会社のためにした全てのことに深く感謝している。信じてくれる人などほとんどいなかった時代に私たちを信用し、ビジネスや経済、世界について多くの教訓を与えてくれた」
Thiel氏はDonald Trump前大統領の支持者で、2019年、政治家が政治広告で虚偽の情報を伝えることを許容するFacebookのポリシーを堅持すべきだと主張していたと報じられた。The New York Timesは匿名筋の情報として、同氏は2022年の中間選挙で、Trump氏を支持する共和党候補の支援に注力する予定だと報じた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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