SensorTowerは、「metaverse(メタバース)」との関連を“におわす”スマートフォン用アプリが急増しているとの調査結果を発表した。App StoreおよびGoogle Playで配信されているアプリのうち86個が、2021年11月から2022年1月までのあいだに名称や説明文でMetaverseへ言及するようになったという。現時点で、552個のアプリが名称や説明文にmetaverseというキーワードを入れている。
急増の理由として、SensorTowerはMeta(旧Facebook)の社名変更を挙げた。FacebookからMetaへの社名変更発表は2021年10月末で、10月に11個だったmetaverseへの言及を追加したアプリの数は、11月に29個へ急増。その後、12月に30個、2022年1月に27個と、増えた状態が続いている。
SensorTowerは、これら552個のアプリを対象に、metaverseとともに使われる話題性のある言葉も調査した。それによると、暗号資産などを意味する「crypto」が144個でもっとも多い。これに非代替性トークンの「NFT」(118個)、拡張現実の「AR」(73個)、仮想現実の「VR」(55個)が続く。
metaverseに言及しているアプリが多いジャンルは、107個あった「ゲーム」が最多。2番目は「金融」の101個、3番目は「ソーシャル」の70個、4番目は「エンターテインメント」の57個。
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