Amazonは米国時間2月3日午後、2021年度第4四半期決算(12月31日締め)と2022年度第1四半期の見通しを発表した。いずれも売上高はアナリスト予想を下回っている。同社はまた、北米で「Amazonプライム」会員の料金を値上げすることも発表した。
同社によると、米国のプライム会員の料金は、月額プランが12.99ドル(約1500円)から14.99(約1720円)ドルに、年額プランが119ドル(約1万3680円)から139ドル(約1万6000円)に引き上げられる。2018年以来初めてのプライム料金の値上げだという。
第4四半期の売上高は、前年同期比9%増の1374億ドルだった。純利益は143億ドル(1株当たり27.75ドル)で、「11月に新規株式公開(IPO)を完了したRivian Automotiveの普通株への投資による営業外利益に含まれる118億ドルの(一時的な)税引き前評価利益」が含まれる。
アナリストらは、売上高を1376億8000万ドル、1株当たりの純利益を3.61ドルと予測していた。
クラウドコンピューティング部門であるAmazon Web Services(AWS)の売上高は、伸び率がさらに増し、前年同期比40%増の177億8000万ドルだった。これは第3四半期の伸び率39%や前年同期の伸び率29%を上回る。
AWSの営業利益は、ドル高による利益8300万ドル分のプラス効果を除いて、前年同期比46%増だったという。営業利益率は29.8%で、第3四半期の30.3%からわずかに減少した。
Amazonは2022年度第1四半期について、売上高がアナリスト予測の1209億4000万ドルを下回る1120億~1170億ドルになると見込んでいる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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