カナダのTerraZero Technologiesは、あるメタバース内の仮想不動産を購入する人物に対して、メタバース向け住宅ローン「Metaverse Mortgages」を提供した。具体的な金額などは明らかにしていない。
TerraZeroは、ブロックチェーンや仮想資産を扱う企業。メタバースやWeb 3.0などの技術も手がけている。
Metaverse Mortgagesを利用して購入された仮想不動産は、仮想通貨のEthereum(イーサリアム)が流通するメタバース「Decentraland」内に存在する。TerraZeroは、購入に必要な資金の大半を貸し付けたという。
仮想不動産の権利は、NFTで管理される。ローンが返済されるまでのあいだ、所有権はTerraZeroが持つ。購入者には仮想不動産を利用する権利が与えられ、建物を建てたり、イベントを開催したりできる。
今後、TerraZeroはMetaverse Mortgageサービスをほかの顧客にも提供し、仮想不動産の取得を支援していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス