暗号資産を担保とするローンサービス、イーサリアムを追加--ビットコインローンと併用可

 Fintertechは2月2日、多くの顧客からの要望を受け、「デジタルアセット担保ローン」の担保対象にイーサリアム(ETH)を追加すると発表した。

 同日から従来のビットコイン(BTC)に加え、ETH担保での融資を開始する。契約条件はBTC、ETH同一で、BTC担保ローン、ETH担保ローンの併用も可能。ETHを担保とした日本円のローン提供は日本初になるという。

ビットコイン(BTC)に加え、イーサリアムを追加
ビットコイン(BTC)に加え、イーサリアムを追加

 デジタルアセット担保ローンでは、暗号資産を担保とし、売却せずに日本円を調達できる。月々の元本の返済や利息の支払いは返済期日まで不要で、最短4営業日、貸付利率は実質年率4.0~8.0%で融資するという。

 そのほかの条件は、個人を対象とする個人向けローンの場合、融資額が10万円単位で200万円以上、最大5億円もしくは年収の3分の1を融資する。契約期間は1年だが延長可能で、期中の全額返済が可能。また、延長時は利息のみを返済できる。

 法人や個人事業主を対象とする事業者向けローンは、融資額が10万円単位で500万円以上、最大5億円を融資する。契約期間は1年だがロールオーバー可能で、期中の全額返済が可能。

 また、個人ローン、事業者向けローンのいずれも、担保掛目は50%、保証人は不要。返済方式は全てをまとめて一回で返済する元利一括返済となる。遅延損害金は年率15.0%で、オプションとして担保暗号資産による弁済も選択できる。

デジタルアセット担保ローンの特徴
デジタルアセット担保ローンの特徴

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