ヤフーは2月1日、欧州経済領域(EEA)および英国での利用者に対し、4月6日午前11時(日本時間)以降は「Yahoo!JAPAN」にアクセスできなくなると発表した。理由について「欧州経済領域(EEA)およびイギリスでサービス利用いただける環境を継続的に提供することが困難」と説明している。なお、「Yahoo!メール」「Yahoo!カード」「ebookjapan」は引き続きサービスを提供する。
これにより、現地居住者に限らず、旅行などで欧州を訪問した場合でも、Yahoo!JAPANを利用できなくなる。Yahoo!メール(一部機能を除く)、Yahoo!カード、ebookjapanに関しては、過去のやりとりや大切な情報が見れなくなるなど、利用できなくなることの影響などを考えてサービスを継続する。
Yahoo!メールに関しては、Yahoo!メールアドレスの取得、変更、6カ月以上利用されていないYahoo!メールアドレスの利用再開などの一部機能が利用できなくなるが、メールの送受信などは引き続き可能としている。
該当地域からの利用者で、有料サービスを契約中の場合は、4月の利用料金が発生する前に、停止や解約などの設定をするように呼びかけている。なお、利用できない期間も料金は課金される。
発表によると、EEAと英国以外の海外地域でのアクセス不可に関しては、現時点で予定していないという。
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