コインチェックは1月31日、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としたユーザー主導のゲームプラットフォーム「The Sandbox」において、メタバース空間上の土地(LAND)に2035年の近未来都市「Oasis TOKYO」を制作するプロジェクトを開始したと発表した。
同取り組みは、メタバース上での活動を体験する機会を提供することや「The Sandbox」上でのコミュニティ活動の活性化を目的とし、2022年春に一般公開を予定している。
今回建設する「Oasis TOKYO」は、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点。日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなど、さまざまなイベント施設を設置。多分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しているという。
なお、同社と「The Sandbox」を運営するThe Sandboxとは、2020年9月にパートナーシップを締結。NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」でのLANDの販売など、日本市場での「The Sandbox」の認知拡大を推進してきた。
2021年後半より、メタバースやWeb3.0に注目が集まり、これまでのSNSやその上に成り立っていたコミュニティの形も変化していくといわれている中で、両社で同取り組みを行うことで、近い将来訪れるであろうバーチャルなメタバース世界の体験機会を創出するとしている。
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