ローソンは1月27日、デリバリー専用として新たに開発した商品を、店内の厨房で調理して配送する「ゴーストレストラン」の実証実験を東京都内の1店舗(ローソン飯田橋三丁目店)で開始したと発表した。
発売する商品は、店舗で販売する商品とは別にデリバリーで人気の高いメニューを参考に開発。また、アプリ上の店舗名表記は「ローソン」ではなく、利用者が好みの商品を選びやすいように商品に合わせた別の店舗名(屋号)を採用した。
たとえば、実験店舗となるローソン飯田橋三丁目店では、実際にアプリに表示される店舗名(屋号)が「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」となる。
配送には、Uber Eatsを活用。注文受付時間は、10時00分〜21時30分となる。
同店舗では、スパイスで味付けしたチキンと野菜をご飯の上にのせた「NY飯!スタンダード」(税込1290円/配送料別)などを提供する。
今後の展開として、外食チェーン店のメニューなども取り入れながら、数ある店舗(屋号)の中から、中華屋+カレー屋など組み合わせる事で、エリアや個店毎のニーズにあわせた販売や飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指す。
さらにデリバリー専用商品のラインナップを順次拡大しながら、2023年2月末に関東圏100店舗、2025年度に全国1000店舗への導入を視野に展開する予定。
同社では、withコロナによって拡大・定着したデリバリーニーズに対して、現在2500店舗以上で展開しているデリバリーサービスと全国約8000店にある店内厨房を活用。ローソンだからこそできる便利と美味しさを提供するとしている。
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