デジタル庁は1月24日、これまで政府CIOポータルにて提供してきた新型コロナワクチン接種状況のダッシュボードをリニューアル公開したと発表した。
同ダッシュボードは、ワクチン接種記録システム(VRS)に記録された新型コロナワクチンの接種状況について、全国および、都道府県単位で把握することが可能。特に全国単位では、視覚的にわかりやすいグラフが用いられている。
1月23日時点での全国のワクチン接種状況は、1回目接種数で全体の74.68%(9457万5592回)、2回目接種数は全体の74.08%(9382万2436回)、3回目接種数は全体の1.87%(236万3995回)となっている。
母集団となる人口データは、全年代で1億2664万5025人。65歳以上で3576万7994人。いずれも、総務省Webサイトの「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」から、各基礎自治体(市区町村)の性別および、年代階級の数字を集計したものを利用している。
加えて、3回目の接種状況も追加したうえで、新型コロナワクチンの接種状況を統計データとして一般公開している。同ドキュメントは、その配信および、データ構造に関する仕様書となっており、ワクチンの接種回数を都道府県別に集計した統計データ「都道府県別接種回数詳細」、ワクチンの接種回数を接種日別に集計した統計データ「接種日別接種回数サマリー」、ワクチンの累積接種回数を都道府県別に集計した統計データ「都道府県別累積接種回数サマリー」を提供する。
なお、接種実績データは毎日1回更新されているが、オープンデータの更新タイミングはダッシュボードと同時ではないという。また、利活用しやすいように、NDJSON(改行区切りJSON)形式やCSV形式を採用している。
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