市場分析会社のCanalysは米国時間1月18日、2021年第4四半期の世界スマートフォン市場の調査結果を発表した。それによると、Appleが全出荷台数の22%を占め、首位に返り咲いた。
Appleは「iPhone 13」の高い需要と中国での競争力のある価格設定により、サムスンから僅差で首位を奪還したという。サムスンの同四半期の市場シェアは20%だった。
Canalysによると、小米科技(シャオミ)は市場シェア12%で3位を維持。続いてOPPOが9%、Vivoが8%で、3~5位を中国メーカーが占めた。
Canalysのアナリスト、Sanyam Chaurasia氏はプレスリリースの中で次のように述べた。「iPhone 13の目覚ましい売れ行きがけん引し、Appleは3四半期ぶりにスマートフォン市場の首位に返り咲いた。iPhoneは中国で前例のない売れ行きを記録したが、フラッグシップ機の価値提案を強固に保つ積極的な価格設定が貢献した」
全出荷台数は1%増にとどまった。Canalysはこれについて、サプライチェーンの問題と、新型コロナウイルスの感染再拡大が影響したとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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