毎日新たな問題が出題されるオンラインワードゲーム「Wordle」は、この1カ月で爆発的に人気が上昇し、数十万人のプレーヤーを獲得した。そのため、Appleの「App Store」にこのゲームの模倣アプリが登場しているのも驚きではない。だが、こうしたアプリは削除されつつあるようだ。
英国のゲームサイトPocketGamer.bizが現地時間1月12日に報じたところによると、Appleは複数のWordleの模倣アプリをApp Storeから削除したことを認めたという。これらのアプリは、一部の開発者がモバイル版アプリを有料販売としたことで、ファンの怒りを買っていた。オリジナルのWordleはそもそもアプリが存在せず、オンライン版がすべて無料で公開されている。
Wordleのクローンアプリの価格には幅があり、1〜2ドル(約115〜230円)で売られているものがある一方で、あるアプリは年間30ドル(約3400円)のサブスクリプション料金を設定していた。
Appleは複数の模倣アプリを削除したとみられるが、12日の時点でApp Storeで「Wordle」と検索した限りでは、同じもしくは似たような名前のゲームがまだ検索結果に表示されていた。米CNETはこの件についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
なお、このゲームの模倣アプリはGoogleの「Google Play」にも複数存在する。米CNETはGoogleに対し、これらを削除する予定があるかどうか尋ねたが、すぐに回答は得られなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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