Appleが開発中とうわさされている拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットについて、TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏は投資家向けリサーチノートの中で、ハイエンドノートPC「MacBook Pro」の14インチモデルと同じ96W USB-C電源アダプターが採用されるとの見方を示したという。MacRumorsが米国時間1月10日に報じた。記事によると、Kuo氏は、同ヘッドセットがMacと同等の処理能力を備えることになると述べたという。
Kuo氏はまた、このヘッドセットには5nm製造プロセスのチップに加えて4nmのチップも搭載されるとした。同氏は2021年11月、より高性能のプロセッサーはMacに搭載されている「M1」チップと同等の処理能力を有することになるとしていた。
Appleのヘッドセットをめぐる別のうわさとして、BloombergのMark Gurman氏は、Appleがメタバースに関するすべての話題を受け入れているわけではないことを示唆している。同氏のツイートによると、Appleは、ヘッドセットを完全に没入型の仮想体験としてではなく、「短い時間のゲーミング、コミュニケーション、コンテンツ消費」に利用されるデバイスとして位置付ける計画だという。
Kuo氏は11月、AppleのAR/VRヘッドセットが2022年の第4四半期に登場する可能性があるとの予測を示していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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