パナソニックは12月17日、家電+食材のサブスクリプションサービス「foodable(フ―ダブル)」に5つの新コースを発表した。
foodableは、キッチン家電のレンタルと厳選したこだわり食材を組み合わせた定期サービスだ。
今回新たにホームベーカリー ビストロ SD-MDX4と食パンミックス(4斤分)の「初めてのパン職人体験」、スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000と燻製用食材1セットの「グランピング燻製体験」、低速ジューサー MJ-L600とカクテル8~12杯相当の季節の果物、レシピを組み合わせた「ミクソロジーBar体験」、沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57と50g×4パックの「世界のカフェめぐり体験」、オーブンレンジ ビストロ NE-UBS5AとNE-UBS5A専用グリル皿、ヨシケイ「ビストロコラボ冷凍商品」3セットの「平日夜もゆったりごはん体験」を追加した。
いずれも月額利用料は3980円(税込・送料込)で、最低利用期間は12カ月〜24カ月。
パナソニックでは、6月からfoodableの提供をスタートしている。foodable契約者の4割が30代以下で、中には10代もいるという。
従来の白物家電だけでは若い世代の獲得は難しかったが、家電のレンタルと食材との出会いや美味しさを引き出すレシピを組み合わせることで「楽しい食体験」を打ち出し、導入しやすい価格を打ち出した。
パナソニック くらしアプライアンス社 社長の松下理一氏は、「計画を大幅に上回る3倍の契約を達成している。食のサービスの分野で2024年に利益20億円を出していく。今後は美容、健康、家事カテゴリにも展開する」とし、これまで手がけてきた同社が手がけてきたハードウェア+ソフトウェアで価値あるサービスを提供していくと説明した。
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